Reajob

【助動詞を理解する】should は「導き」と考える

World Library English

should の意味は「~するべき」。

これはよく知られている。

案外見落としがちなのが should は「~はず」の意味で使えるということ。

そこで今回は、助動詞 should の核のイメージに触れつつ基本的な使い方をまとめた。

クミ
クミ

理解すればちょっとネイティブの感覚に近づけるかも

Amazon

should を使って表現できること

should を使ってこんな表現ができる。

「あなたはもう少し冷静になるべきだ」(義務)

「早めに行った方がいいよ」(助言)

「明日には結果が出るはずだよ」(期待)

「確認してご連絡差し上げた方がよろしいでしょうか?」(丁寧な申し出)

「もっとちゃんと読んでおくべきだったんだ」(後悔)

(空港で)「皆様これよりご搭乗ください」(正式命令・指示)

should の核となるイメージ

元々 should は shall の過去形。

shall には「神の意志・進むべき道・運命」といった「(責任や義務を背負って)必ず~する」という核のイメージがある。

ケン
ケン

「俺は必ず戻ってくる(それが俺の運命)」のように使われてたね

クミ
クミ

契約書なんかでも「~すること」のように義務を示すために使われてたね

should はこれが少しマイルドになった表現。

進むべき道を示しながらも、強制はせず、その道を進まない選択も残される。

「導き」のイメージ。

<should の核となるイメージ>

should:導き

ケン
ケン

まだちょっとよくわかんない

should の基本的な使い方

「導き」のイメージから↓のような使い方ができる。

<助動詞 should を使った表現の基本>

義務:「~べき」

助言:「~した方がいい」

期待:「~はず」

義務

おそらく最もよく知られている使い方。

「義務」とは言っても shall に比べると少し強制力がなくなる。

shall は進むべき道を強制する印象があるが should は進むべき道を教えるだけ。

You should speak to your client more politely.
あなたはもっとお客様に対して丁寧に話すべきですよ。

  • client:得意客
  • politely:丁寧に

I believe the company should introduce more new gadgets.
会社はもっと新しい機器を導入するべきだと思うよ。

  • introduce:~を導入する
  • gadget:(目新しい)機械、機器
ケン
ケン

「絶対にそうしろ」とは言わないのが should だね

助言

「義務」の「~するべき」と同じようでもあるが「助言」の場合は「~した方がいい」と訳すのが自然。

You should definitely see that movie.
あの映画は絶対に見た方がいいよ。

  • definitely:絶対に
ケン
ケン

「見るべきだよ」と言っても意味は一緒だね

I suppose we should reconsider our marketing strategy soon.

すぐにマーケティング戦略を再考した方がいいのではと思います。

  • suppose:~であろうと思う
  • reconsider:~を再考する
  • strategy:戦略
クミ
クミ

“I suppose we should~” や “I suggest we should~” という表現は会議なんかで提案するときに使えるよ

<should と had better の使い分け>

「~した方がいい」という意味で同じように had better という表現がある。

ただ、これは全然別物で注意が必要。

直訳的に考えると should「~べき」は厳しい命令のように、逆に had better「~した方がいい」はマイルドな印象に思えるが、実際は逆。

had better は「~した方がいい(さもなければ・・・)」と脅迫のように聞こえる。

ケン
ケン

使い方を間違えると大変なことになりそう・・・

期待

意外と見落としがちなのが「~はず」という「期待」の使い方。

「このままいけばこうなるだろう」のように、進むべき道の先を見通すような表現ができる。

It should stop raining before noon.
雨は昼までに止むはずだよ。

In that case, you should be able to finish the blueprint, right?
もしそうなら、あなたは明日までに図面を仕上げられるはずですね。

  • In that case:その場合
  • blueprint:図面
クミ
クミ

「このまま順調に進めば、未来はこのあたりにいるよね」って感じで道の先を示すんだね

イメージに照らし合わせると

「義務」でも「助言」でも「期待」でも、話し手は後に続く道がどこに向かっているのか大体見通している。

「こっちの道はあぶないよ。だからこっちの道を行くべきだよ」

「こっちの道にいいことが待っているよ。だからこっちの道を進んだ方がいいよ」

「この道を進んでいけば、あそこにたどり着けるはずだよ」

こんな感じで分岐点に立っている人に道を示す。

ケン
ケン

確かに「導き」だね

should の疑問文

疑問文として使うことで「~するべきでしょうか?」「~した方がよろしいでしょうか?」という丁寧な申し出や助言を求める表現ができる。

Should I have her call you back?
彼女に折り返し電話させた方がよろしいでしょうか?

Should I do something about it?
それについて何かするべきでしょうか?

Shall I ~? の表現と同じだが should を使った方が控えめな言い方になる。

Shall I ~? は「~しますよ?」と少し前のめりな印象に対して Should I ~? は相手に判断をゆだねる。

とはいえ Should I ~? より Would you like me to ~? などの表現の方がよく使われるかも。

クミ
クミ

でもそんなに気にしなくて大丈夫

完了形で後悔の意思表示

should + have + 過去分詞 の文章をつくると「~べきだったのに」と後悔の表現ができる。

日常会話でも使いやすい表現。

I should have prepared it yesterday, but I didn’t…
昨日準備しておくべきだったのにしなかったんだ・・・

  • prepare:~を準備する

You shouldn’t have said things like that.
あんなこと言わなきゃよかったのに。

should have を短縮して should’ve とすることもよくある。

カタカナで書くと「シュダヴ」のように聞こえる。

<should の過去完了で後悔の表現>

should + have + 過去分詞

~しておくべきだったのに

正式な命令・指示

空港や駅などのアナウンスで正式な指示として should が使われることがある。

この場合は単に「~してください」と受け取ればOK。

Passengers for Liverpool should change at Chester.
リバプールに向かわれるお客様はチェスターでお乗り換えください。

  • passenger:乗客
ケン
ケン

ふーん

まとめ

<should の核となるイメージ>

should:導き

<助動詞 should を使った表現の基本>

義務:「~べき」

助言:「~した方がいい」

期待:「~はず」

<should の過去完了で後悔の表現>

should + have + 過去分詞

~しておくべきだったのに

おすすめ教材

この記事に関連しておすすめしたい教材を紹介します。

世界一わかりやすいTOEICテストの英文法

著者は有名な予備校講師の関正生さんです。

知識の詰め込みになりがちなTOEICの学習も、この本だと「なぜそういう考えになるのか」といった体系的な説明まで丁寧にされています。

その他参考にした教材

タイトルとURLをコピーしました