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【ビジネス英語】会議や交渉で意見を言うときのフレーズ

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「国際会議成功の秘訣は、インド人を黙らせ、日本人を喋らせること」という国際ジョークがある。

「インド人はよく喋ってよく主張する」「日本人は無口で主張が弱い」という性格を表している。

インド人のことは一旦置いといて、海外の人達は積極的に発言する傾向にある(経験上)。

反対意見や無茶ぶりなども躊躇なく言い、とにかく堂々と主張をする人が多い。

対して日本人は、和を乱すような発言を避けたり、目上の人に対して遠慮してしまったりと、積極的に発言しない傾向が少なからずある。

ケン
ケン

会議に出て最後まで一言も発しない人もいるよね

海外の人達と関わっていくうえで、このギャップはビジネス的にちょっと不利。

こちらも負けてはいられない。

今回は会議や交渉で意見を述べるための表現をまとめた。

クミ
クミ

ここの仕様変更をお願いしたいです

ケン
ケン

え~と、その、この段階だとちょっと難しいかもですね・・・

クミ
クミ

「難しい」ってことはできなくはないってことですね

ケン
ケン

そうですね・・・はい

(納期大丈夫かな?)

(追加コストは負担してくれるのか?)

(聞いていいんだろうか・・・)

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日本と海外では会話の間合いに対する感覚が違う?

日本と英語圏などその他の国々では、会話の間合いに対する感覚に違いがある。

日本はよく「空気を読む文化」「聞く文化」だと言われる。

相手の言いたいことを察して汲み取るのが得意で、協調を取ろうとする人が多い。

会話中に間が置かれるとそこに何か意味があると考え、自分が話す番を待つ傾向にある。

一方英語圏をはじめ多くの国では「伝える文化」が主流。

自分の言いたいことをきちんと伝えることが得意で、言葉を発することを重要とする。

会話中に沈黙があると発言を引き出そうとしたり、自分の主張を始めようとしたり、この間を埋める傾向がある。

会話の途中に黙りこんで考えていると、誰かほかの人に発言の機会を取られてしまうようなことがよく起こる。

クミ
クミ

「言葉に頼らず相手の気持ちを汲み取れる」能力をハイコンテクストといって、日本人はダントツに優れているらしいよ

ケン
ケン

それはそれで誇っていいことだよね

会話の間を埋めるには?

会話の間ができそうなときに、フィラーを使うという方法がある。

フィラーとは隙間を埋める言葉のことで、日本語でいうところの「えー・・・」とか「そうですね・・・」といったような言葉に該当。

英語だと Umm… や Well… または You know… などがこれに当たり「今考えている」「発言を続けようとしている」といった意志表示のようにもなる。

クミ
クミ

filler (fill + er) で「満たすもの」だね

ただ、このフィラーの使用に関しては注意が必要。

本来フィラーの多用は嫌われ、ロジカルに話ができない、自分の意見に自信がないという印象を与えてしまいかねない。

特に上記のような Umm… や Well… または You know… などは意味のない言葉で、なるべく使用を控えたいところ。

そこで、自然な間を保ちつつ、スマートな言い出しができる表現を使用する必要がある。

見解はこうだと伝える

「私の意見ですが」というような言葉を頭に置くと、これから自分の意見を述べるという意思表示にもなるし、ほんの一瞬だけ発言を整理する時間を作れる。

例えば↓のような表現。

  • In my opinion,
    私の意見では、

In my opinion, we shouldn’t accept their proposal.
私の意見では、彼らの提案を受け入れるべきではありません。

  • proposal:提案
  • From my point of view,
    私の見解ですと、

From my point of view, we need to minimize the inventory level.
私の見解では、在庫を最小限に抑える必要があります。

  • minimize:~を最小限に抑える
  • inventory level:在庫量

↑ From my point of view は少しフォーマルな感じ。

↓他の表現。

  • In my experience,
    私の経験で言うと、
  • Based on our experience,
    私たちの経験から言えば、
  • From my perspective
    私の目から見て、

あくまで個人の考えですが

「これはあくまで個人的な意見ですが」と自分の意見を述べる表現。

「他の見方もあるとは思う」「こちら側の総意ではない」ということを匂わせ、少し無責任な発言ができてしまう使い勝手のいい表現でもある。

  • As far as I’m concerned,
    私に関する限り、

As far as I’m concerned, I have no objection to the plan.
私に関する限りその計画には反対しません。

  • objection:反対

as far as は「~の限りでは」という意味で、他にも know, remember, can see などと組み合わせて「私の知る限りでは」「私が覚えている限りでは」「私がわかる範囲では」のように使うことができる便利な表現。

↓他の表現。

  • As for me,
    私はといえば、

As for me, I think we should go ahead with this plan.
私に関して言えば、このプランで進めていくべきだと考えます。

  • go ahead with ~:~で進めていく

↑ as for は「~については」「~はというと」という意味で、↓のように人以外の言葉を続けても使える便利な表現。

As for my previous department, I was working for domestic client only.
以前の部署に関して言うと、国内顧客だけを受け持っていました。

  • previous:以前の
  • depatrment:部門、部署
  • domestic:国内の
  • Personally,
    個人的には、

Personally, I think it’s a good idea.
個人的にはそれはいい考えだと思います。

Personally もシンプルで使いやすい。

ケン
ケン

個人的な意見でも考えがあればどんどん発言しよう

自分の意見に自信があるとき

「私は○○だと思います」は I think ~ だけではない。

↓のようにも言える。

  • I believe
    私は~だと思います(確信しています)

I believe we can make it work.
私はそれが上手くいくと思っています(確信しています)。

  • make it work:上手くいかせる

↑自信がある場合は think より believe を使った方が相手に意志が伝わる。

何かを決定したり意気込みを表明するようなシーンで think を使うと、どこか他人事のように聞こえ「本当に大丈夫?」という印象を与えてしまうかも。

  • I’m convinced that
    私は~だと確信しています

I’m convinced that the plan will benefit us.
その計画が私たちにとってプラスになると確信しています。

  • benefit:~に利益をもらたす

↑形容詞 convinced「確信している」を使うことで、何かの根拠に基づいて主張している印象になる。

ちなみに動詞 convince は「納得させる」という意味。

  • I have no doubt that
    私は間違いなく~だと思います

I have no doubt that this service will satisfy our customers.
このサービスでお客様を満足させることは間違いないと思います。

↑ doubt は「疑い」の意味なので have no doubt で「疑いがない」となる。

↓のように副詞を使ってさらに意見を強めることもできる。

  • I really think
  • I strongly believe
  • I’m absolutely convinced that
クミ
クミ

自信を持って意見しよう

少し控えめな表現で主張する

他の人の意見にも耳を傾ける、良い意見であれば受け入れるといった姿勢も必要。

↓は少し控えめに主張する表現。

  • I think we should
    (私は)私たちは~べきだと考えます

I think we should discuss the matter a little more.
私はもう少しその問題について議論するべきだと思います。

  • discuss:~について議論する
  • matter:問題
  • I suggest
    ~を提案します

I suggest we emphasize our position that the price increase is inacceptable.
値上げは受け入れられないという立場を強調することを提案します。

  • emphasize:~を強調する
  • position:立場
  • price increase:値上げ
  • inacceptable:受入れられない
  • I may be wrong, but
    間違っているかもしれませんが

I may be wrong, but I think we should evaluate by rate, not by number.
間違っているかもしれませんが、件数ではなくレートで評価するべきだと思います。

↓他の表現。

  • It seems to me that
    ~のように思います
  • I’d say that
    私は~だと思います
  • I suppose we should
    (私は)私たちは~べきであろうと考えます
ケン
ケン

色んな意見を聞いてみんなにとって最良の結論を出そう

すぐに考えがまとまらないとき

枕詞のようなものを覚えたところで、考え込むようなことはある。

そんなときは↓のようなフレーズで「ちょっと待ってね」を伝える。

  • Well, let me think…
    うーん、そうですね・・・
  • Let me see…
    うーん、そうですね
  • Let’s see…
    うーん、そうですね

↓のような表現も。

  • That’s a good question…
    どうですかねえ・・・
  • That’s an interesting question…
    面白い質問ですね・・・

↑ゆっくり言って時間を稼ぐのがポイント。

速く発音すると「いい質問ですね!」と、単に池上彰氏に言われて嬉しいフレーズになる。

ただ、場合によっては皮肉に聞こえるかもしれないので、空気を読みながら使う。

クミ
クミ

口癖にならないように注意しよう

どうしても答えられないとき

どうしても答えられないとき、結論を待ってもらいたいときには↓のような表現。

  • Let me consider about it.
    少し考えさせてください

↑ consider は「熟考する」「よく考える」という意味。

交渉や会議の場で結論を先延ばしにする場合は「何について」「いつまでに」「誰が」「どうするか」をハッキリさせて議事録に残しておく。

  • Let me sleep on it.
    少し考えさせてください

↑ sleep on it 「寝かせてください」という意味から「少し時間を取って考えさせてください」という表現になる。

少しカジュアルなビジネスの表現。

  • I’m not in a position to ~
    ~する立場にありません

I’m not in a position to make that decision.
私はそれを決定する立場にありません。

  • make a decision:~を決定する

↑上司の許可が必要、関係者への確認が必要など、自分の裁量の範囲を超えたときはこれ。

ケン
ケン

発言のリスクも考慮して控えるところは控える

でも言うことはしっかり言う

難しいけどそれが折衝の能力を磨くってことだね

おすすめ教材

この記事に関連しておすすめしたい教材を紹介します。

英語で仕事をすることになったら読む本

タイトルのとおり、英語で仕事をすることになったらまず読んでみるといい本です。

使えるフレーズはもちろんですが、海外対応でどんなことに気を付ければよいのか、日本と英語圏での考え方や習慣の違いなどの情報が多く散りばめられていますので、一度読んでおくと役に立ちます。

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