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【レアジョブ・スピーキングテスト対策】Part1:インタビュー

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レアジョブ・スピーキングテスト「PROGOS」の Part 1:インタビュー(1問1答形式)の対策を考察。

Part4:グラフや図を用いたプレゼンテーションの対策ほどではないかもしれないが、それなりの効果が期待できる。

ケン
ケン

何を質問されているのか聞き取れない

クミ
クミ

話しが広がらなくて回答時間が余っちゃう

レアジョブ・スピーキングテストについては↓の記事をご参照。

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対策1:問題を知る

まず問題の形式を知って回答のみに集中できるようにする。

Part 1は一問一答形式の問題で、質問はほぼビジネスに関する内容。

問題の形式

最初に問題の説明があり、質問の音声→ビープ音の後に回答する。

(質問終了から回答開始まで約2秒)

これを10回繰り返す。

1問あたりの回答時間は20秒。

問題に関する説明は毎回同じ。

Part 1に関する説明(音声とテキスト表示)

質問(音声のみ)

ビープ音

回答時間(20秒)

クミ
クミ

回答時間が20秒あるから落ち着いてゆっくり話しても大丈夫

問題文・語彙の傾向

どんな質問が来るのかをあらかじめなんとなくでも知っておく。

質問文の例

How often do you read emails at work?
仕事でメールをどれくらい読みますか?

Explain how you make a important decision at work.
仕事でどのように重要な決定をするか説明してください。

Give a reason for stress at work. How can you handle it?
仕事上のストレスの理由を1つ教えてください。どのように対処できますか?

※試験問題をイメージした例文

質問に使われている単語のレベルはそれほど高くないが、後半になる程文章が複雑で難しくなる。

気を抜くと聞き逃す。

質問のパターンは↓のような感じ。

趣味や天気などに関するスモールトークもあるが、基本的にはビジネスに関しての質問。

よく聞かれる質問
  • スモールトーク
  • タスクの頻度・量
  • 仕事の好き嫌い
  • 職場の環境
  • 自分自身の考え・ビジョン
    etc…
スモールトーク

「趣味は何ですか?」「昨日の天気はどうでした?」といった内容の質問。

最初の2問くらいはこのスモールトーク。

What day is today?
今日は何曜日ですか?

How is the weather in your place.
あなたのところの天気はどうですか?

What food do you like?
何の食べ物が好きですか?

※試験問題をイメージした例文

タスクの頻度・量

「1日にメールをどれくらい読みますか?」「会議はどれくらい開きますか?」「残業時間はどれくらいですか?」といった内容の質問。

↓のような形で聞かれることが多い。

How often do you ~?
どのくらいの頻度で~しますか?

仕事の好き嫌い

「メールと電話だとどちらが好きですか?」「会議のどんなところが好きまたは嫌いですか?」といった内容の質問。

例えば↓のような形。

What do you like and dislike about ~?
~についてどんなところが好きまたは嫌いですか?

Do you prefer A or B?
Aの方を好みますか?またはBですか?

ケン
ケン

ありきたりな内容でもいいからしっかり回答したいね

職場の環境

「3年前と比べてどのように仕事内容が変わりましたか?」「どんな会議室を使いますか?」「どんな事務用品を使いますか?」といったような質問。

Talk about ~.
~について話してください。

Describe ~.
~を述べてください。

Explain (in detail) ~.
~を(詳細に)説明してください。

クミ
クミ

質問文じゃなくて命令文の場合もあるんだね

自分自身の考え・ビジョン

「スキルアップしたい人にどんなアドバイスができますか?」「重要な決定をするときの方法は?」「残業時間を減らすには?」といったような質問。

What advice would you give ~?
どんなアドバイスができますか?

Give [考えや理由など] ~.
[考えや理由など]をあげてください。

How do you [think / imagine / expect] ~ ?
どのように [考えますか / 想像しますか / 予想しますか] ?

キーワード

↓のような仕事に関する基本的な語彙をひととおり覚えておくと、問題文のリスニングや回答が少し楽になるはず。

よく使われているワード
  • e-mail:メール
  • meeting:会議
  • specific task:特定の仕事
  • job interview:採用面接
  • important decision:重要な決定
  • company:会社
  • colleague:同僚
  • employee:従業員
  • work schedule:仕事のスケジュール
  • overtime:残業
  • discussion:議論
  • achievement:業績
  • office equipment:事務用品
  • conference call:電話会議
クミ
クミ

日常会話でもよく使うから覚えておいて損はなし

対策2:質問が聞き取れなくても何か言う

PROGOS社によると、無音回答は評価されないとのこと。

質問が聞き取れなかった場合でも、聞き取れた語句から内容を推測して何か答えたり、まったく何もわからなかったときでも、質問が聞き取れなかったことを伝えるなど、とにかく発言することが大事。

↓ようなフレーズでもいいからとにかく話す。

Sorry, I didn’t quite catch that.
すみません、よく聞き取れませんでした。

I want to check that I understand your question correctly.
あなたの質問が正しく理解できているか確認したいのですが。

When you say “steps”, do you mean my own procedure? Then…
「ステップ」というのは私自身の手順のことでしょうか?それなら・・・

So you’re asking how I manage tasks, right? Then…
私がどう仕事を管理するかを聞いているのですね?それなら・・・

Does that answer your question?
質問に対して答えになっていますかね?

対策3:順序立てて話す

とにかく何か発言するレベルをクリアできたら、闇雲に言葉数を増やすのではなく、話に「一貫性」を持たせる。

ケン
ケン

「一貫性」はテストの評価基準のひとつにもあるね

例えば、↓のような構成がシンプルでロジカル。

  1. 質問に対する答え
    私は在宅ワークより出社して仕事をする方が好きです。
  2. その理由
    なぜなら人と相談しやすいからです。
  3. 例やエピソード
    実際に、在宅ワークした際にWEB会議の内容が聞き取れずに困ったことがあります。

回答に理由やエピソードを加えることで、スコアアップにつながるはず。

クミ
クミ

日常のスモールトークでも上手く聞かれたことにプラスして返せば話が広がるよ

1問あたり話す時間は20秒なので、それほど多くの情報は必要ないと思われる。

早口で話さない限りは簡潔な内容になる。

↓のような接続表現を適切に使うことで「一貫性」を評価される。

理由を述べるときの表現
  • Because ~
    なぜなら~
  • The reason why is that ~
    その理由は~です
  • because of ~
    ~のために
  • due to ~
    ~のせいで
  • so that ~
    ~するために
例やエピソードを述べるときの表現
  • For example,
    例えば
  • For instance,
    例えば
  • By way of example,
    例として
  • By way of illustration,
    実例として
  • In fact,
    実際に、事実

対策4:意見を述べる前の一言

後半の方になると、自分自身の考えをよく聞かれる。

英文を考えるというより、自分の考えをまとめることにつまづいてしまう。

なかなか回答が思い浮かばないと、黙っている時間(pouse)や “Uh…” や “Er…” といった意味のない言葉(filler)を発してる時間となってしまう。

そんな時は↓のような表現を使う。

これらは自分の意見を述べる際の決まり文句のようなもの。

言いながら少し考える時間を確保することもできるし、上手く使えば「表現力」「やりとり」として評価される(過去そんなアドバイスを受けた)。

意見を述べるときのフレーズ
  • In my opinion…
    私の意見ですが・・・
  • In my experience…
    私の経験で言うと・・・
  • From my point of view…
    私の見解ですと・・・
  • I’d say that…
    私は~だと思います
  • As far as I’m concerned…
    私に関する限り・・・
  • As for…
    ~に関しては・・・
  • It seems to me that…
    ~のように思います
  • I’m absolutely convinced that…
    私は~だと完全に確信しています
  • I have no doubt that…
    私は間違いなく~だと思います
  • That’s an interesting question…
    面白い質問ですね・・・

できる限り同じ表現を繰り返し使わず、違った表現ができた方が評価が良くなるはず。

↑のような表現がいくつも口をついて出てくるようにしておくとよい。

ケン
ケン

↓の記事でも詳しく解説してるよ

対策5:文章に情報を補足する

スピーキングテストにおいては、簡潔に話しつつもなるべく文章に情報を加えて長くした方が評価が上がる。

↓の2点を意識して文章を考える。

  • 副詞を使って程度を表す
  • 前置詞を使って時間・場所を表す

副詞を使って程度を表す

単に「はい/いいえ」だけで答えるのではなく、↓のような副詞を使って程度を表現する。

「表現力」での評価を考えると “very much” のような一般的なものより少し複雑な語彙の方がよい。

主観を加える副詞
  • 絶対に(確信度:120%)
    absolutely, definitely
  • 確かに(確信度:100%)
    certainly, surely
  • おそらく(確信度:80%)
    probably
  • もしかしたら~かもしれない(確信度:30%)
    possibly
  • 本当に、強く、非常に
    really, strongly, highly
頻度を表す副詞
  • たいてい
    usually, generally
  • 頻繁に
    frequently, regularly
  • たまに
    occasionally
  • あまりない
    hardly
  • ほぼない
    rarely
クミ
クミ

上手く使えればネイティブの感覚に近づけるよ

前置詞を使って時間・場所を表す

話す内容にもよるが、前置詞を上手く使って時や場所の表現を加える。

通常の会話においても、前置詞を使って上手く情報を補足できると流暢に話しているように聞こえる。

前置詞を使って時を表す
  • before the first session
    最初のセッションの前に
  • after getting the approval
    承認を得た後に
  • until the end of next month
    来月末まで
  • from 30 minutes before
    30分前から
  • by the next conference
    次の会合までに
  • at the last moment
    時間ギリギリに
  • in ten days
    10日後に
  • on Saturdays
    毎週土曜日に
  • during the lecture
    講義の間
  • for a while
    しばらくの間
前置詞を使って場所を表す
  • at my desk
    私の机で
  • in the restaurant
    レストランの中の
  • on the Chuo Line.
    中央線の
  • from Sapporo to Tokyo
    札幌から東京まで

など。

ケン
ケン

前置詞を使って話す練習を普段からしておきたいね

Part1の回答例

↓は1つの回答例(模範解答ではない)。

これくらいの文章がスムーズに言えれば、回答時間20秒にちょうど収まるくらい。

難しそうであれば However 以降の文を省略してゆっくり読むくらいでも、それなりの良回答になるはず。

理由を短くしてエピソードに触れてもよいかもしれない。

Question
Do you prefer talking directly to people or sending messages online?

Answer
As for business, I usually prefer to send messages. Because it gives me more time to think carefully about what I try to say. However, in some cases, I think face-to-face communication is also important.

問題
直接会って話すこととオンラインでメッセージを送ることではどちらを好みますか?

回答
ビジネスに関しては、私は通常メッセージを送ることを好みます。何を言うか注意深く考えることができるからです。ただ場合によっては対面でのコミュニケーションも重要だと思います。

クミ
クミ

どちらとも言えないような場合でも難しく考えずシンプルに答えてみて

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